お金の仕組みの陰謀その1(借金完済は無理)

2012.08.18

さて、前回の記事からものすごく時間が空いてしまったが、お金に関する陰謀論の話再開である。

私も含め世間の人は毎日毎日お金を得るために働いて暮らしている。私は子供の頃に「将来はロボットが仕事をしてくれるから、人は働かなくてもいいじゃないか」などと思ってたりした。しかしながら実際にはそのような世の中にはならず、今は不況下で多くの人が苦しんでいる状況だ。「お金」に振り回されて生活している状況である。

実は、この毎日毎日苦しい状況というのは「借金」が原因なのである。自分自身が借金していなくても国が借金すれば同じことである。税金で取られてしまうからだ。では、この「借金」はいつ発生するのであろうか。

極めてシンプルなモデルで説明してみるが、最初に「お金」がない状態から始めて、いつお金が創造されるのかを描いた図が下記のとおりである。便宜的に発行したお金の数量は100とした。

一見普通の貸し借りのような図ではあるが、すでにこの時点でおかしなことに気づく。というのは、お金を創り出せるのは中央銀行のみである。ということは、お金の総量は中央銀行がそれ以上に発行しない限り増えない。政府はどうがんばっても100以上のお金を返済できるわけがなく、永久に借金という状況なのである。利息分は絶対に返すことが出来ないのだ。これは禁じ手と言われている中央銀行の国債買取をしたとしても同じこと。国債の発行なしでお金を発行できるなら別なのだが、それは出来ない。

この後、お金は市中に回り、労働力と引き換えに企業や個人に回されることになるが、政府は、利息のある借金を抱えた状態なので、お金を税として徴収せざるを得ないだろう。

このまま新たにお金を借りなければ、デフレの状態が続き最終的には市中からお金は消えてしまうだろう。しかしながらそれでもまだ借金の利息は残るのだ。現実的には、政府は経済を安定させるため、及び、借金の返済を続けるために新たな借金をするしかないので、中央銀行でお金を創ってもらうことになる。こうして政府の借金は年数が経てば巨大に膨れ上がることになるのだ。これが現在の日本を始め各国の状態なのである。借金が増えれば、利息も増え、必然的に税金も上げざるを得ない。中央銀行があるということは最終的には国家破綻が約束されているのである。

ちなみに以前であればほぼ100%知られていなかったことであるが、中央銀行というのは政府の機関ではなく民間企業である。このことはネットで情報を得られるようになってようやく一部の人たちが気づくようになった。そして、各国政府と同等の権力を持つ各国の中央銀行を支配しているのがBISやIMFなどの国際機関なのだ。一握りの権力が経済を支配している構造なのである。

単純な構造で考えれば将来的に国が破綻することは目に見えているのに、どうして誰も基本的な「中央銀行がお金を発行すると同時に政府が借金をする」という仕組みを変えようとは言わないのだろうか?