「検証 陰謀論はどこまで真実か」という本

2011.10.10

ブログを始める前に、この著書についてはどうしても語っておきたい。

陰謀論について半信半疑の方はこの本を読んだことがあるかもしれない。「検証 陰謀論はどこまで真実か パーセントで判定」という本は、と学会会長の山本弘氏をはじめ、大学教員、超常現象謎解きサイトの管理人などが集まり、いろいろな陰謀論の信憑性をパーセントで示した本である。

私も、自身の疑問を確かめるためにこの本を手にとったわけであるが、非常にがっかりした。一言でいうなら論理的考察がなされていないのだ。陰謀というものはないという結論ありきで、納得できる理由付けが見当たらなかった。

ちなみに、この本による陰謀論の信憑性は次のような具合である。

地球温暖化説はでっち上げだ 真実度0%
SARSはアジアの人口減少狙ったアメリカの陰謀だ 真実度0.000…..01%
アメリカはハープを使って人工地震、人工津波を起こしている 真実度0%
911はアメリカの自作自演だ 真実度0%
アポロは月に行っていない 真実度0%
フリーメイソンとイルミナティとユダヤが世界を支配している 真実度0%

なお、山本弘氏のブログを読んだ感じでは、「陰謀論、超常現象などの一般に認められていない事象を信じているものは論理的でない。調べればすぐわかることが何故わからないのか」というような口調で書かれているのだが、むしろ山本氏のほうが論理的ではない。また事象についても十分に調べていない。非科学的なのは山本氏のほうである。

本の内容としては面白くないが、いろいろな陰謀に対して信憑性の評価を示すというアイデアは面白いので、このブログではあえてそのスタイルを真似してみる。また、ブログのタイトルには故意に同じような名前をつけてみた。