お金の仕組みの陰謀その2(中央銀行の成立ちから現在)

2012.08.19

前項で述べてきたように現在のお金の仕組みは、中央銀行が、政府に借金を負わせながら経済をコントロールしていくシステムである。中央銀行側が富を吸い集めながら、市民を奴隷化させていく仕組みとも言えるだろう。そのような仕組みはどのようにして出来てきたのかを見てみよう。

銀行の成立ち。実は最初は詐欺だったという。この詐欺を行ったのは金細工師たち。金を預かると同時に金の預り証を発行していたのだが、この預り証が商品と交換できるものとして機能していた。単なる紙切れの預り証は無限に発行できることに気が付いた金細工師たちは、この預り証を貸し付けその利息で儲けるということを行ったのだ。こうして金細工師たちは銀行家となった。

さて、この詐欺で一番怖いのは、いっせいに金の引き出しが起こること。実際の金の量よりもはるかに多い数の預り証が出回っている。銀行家は、その対策として裏の国際金融ネットワークを作った。例えば、ヴェネツイアで取り付け騒ぎが起こったときはロンドンやパリの銀行家が代わりに金を貸すというような具合だ。

世界の中央銀行の元祖としては1694年に設立されたイングランド銀行。銀行家がイングランド国王に通貨を貸し出したことがきっかけだ。これを始めとして民間の中央銀行がヨーロッパ各国に作られていった。ヨーロッパ各国の政府は戦争や国家運営のために国債を発行し、財政赤字を抱える借金漬けの状態にされていった。

その後、金融財閥連合の管理下にあるヨーロッパが世界経済を支配していき、このシステムがグローバルスタンダードになった。そして、その中心になっていたのが、陰謀論議では必ず登場するロスチャイルド財閥とロックフェラー財閥なのである。

さて、現在では中央銀行がない国は、北朝鮮、イラン、スーダン、キューバの4ヵ国のみである。実はリビアもその中に入っていたのだが、2011年の内戦?でカダフィー大佐が倒れると同時に設立された。

ここで不思議なのが反乱軍はなぜ中央銀行を作る必要があったのだろうか?NATO軍が内戦に関与したのは何故なのか?情報によるとカダフィは独裁ではあったが、悪政ではなかったようである。それならば、この内戦はなぜ起こされたのか?中央銀行を持たない国はならず者国家扱いされ、国連軍に攻め込まれたり、経済制裁を受けたりしてきたのは何故なのか?

カダフィは善政じゃないか!
リビアには電気代の請求書が存在しない。電気は全国民、無料だ。
融資には金利がなく、リビアの銀行は国営で、全国民に対して与えられる融資は、法律で金利ゼロ・パーセント。
リビアでは住宅を所有することが人権と見なされている。
リビアでは全ての新婚夫婦が、新家族の門出を支援するため、最初のアパート購入用に、政府から60,000ディナール(50,000ドル)を受け取る。
リビアでは教育と医療は無償。カダフィ以前、識字率はわずか25パーセントだった。現在、識字率は83パーセント。
リビア人が農業の仕事につきたい場合には、農園を始めるための、農地、家、器具、種、家畜が、全て無料で与えられる。
リビア人が必要な教育あるいは医療施設を見いだせない場合、政府が外国に行くための資金を支払い、さらには実費のみならず、住宅費と自動車の経費として2,300ドル/月、支払われる。
リビア人が自動車を購入すると政府が価格の50パーセントの補助金を出す。
リビアの石油価格は、リッターあたり、0.14ドル。
リビアに対外債務は無く、資産は1500億ドルにのぼるが、現在世界的に凍結されている。
リビア人が、卒業後就職できない場合は、本人が雇用されているかのごとく、特定職業の平均給与を、職が見つかるまで国が支払う。
リビア石油のあらゆる売上の一部がリビア全国民の銀行口座に直接振り込まれていた。
子供を生んだ母親は、5,000ドル支払われる。
リビアでは、パン40斤が0.15ドル。
リビア人の25パーセントが大学の学位を持っている。
カダフィは、この砂漠国家のどこででも自由に水が得られるようにするため、大人工河川計画として知られる世界最大の灌漑プロジェクトを遂行した。

“ならず者国家”とは中央銀行を持たないまともな国!?
余談になりますが同時多発テロ以前において、政府が中央銀行を許可していない国は世界中で9カ国ありました。(引用注:文をちょっと手直ししました)

その国名は、キューバ、北朝鮮、アフガニスタン、イラク、イラン、シリア、スーダン、リビア、パキスタンの9ヶ国です。

奇しくも、第2期のクリントン政権でアメリカの歴史上最初の女性国務長官になったマデリーン・オルブライトが、1997年4月28日に議会での演説のなかで、”ならず者国家”と呼んで非難した国々と一致するのです。

2001年の同時多発テロ後、ブッシュが使ったことで一躍時の言葉になった”ならず者国家”ですが、クリントンの時代にすでに使われていたのです。

事件直後にブッシュの呼んだ”ならず者国家”は6ヶ国に減っていましたが、それは上記9ヶ国からアフガニスタン、イラク、パキスタンが抜けていたからなのです。

でもアフガニスタンでは2002年に、イラクでは2003年に中央銀行が設立されました。
2001年のブッシュの演説の時点ですでに、この2つの国に中央銀行の設立が既定の事実となっていたことが推測できます。
パキスタンにおける中央銀行の有無は確認できなかったのですが、まだ設立されていないように思います。